2008年3月22日

関西遠征:関西学院大学との対抗戦

関西遠征の締めくくりは関西学院大学との対抗戦でした。関西学院大学の主力メンバーが4人抜けての対抗戦でしたが、6対3での勝利となりました。昨年王座出場校に勝利したという結果に加えて、何よりも戦う姿勢が全面に出ていたことが大きな収穫でした。この数年間『戦う集団になる』ことをテーマにしてきましたが、ここまで徹底できたことはなかったと思います。

ダブルス3の長尾・金田が0-6、1-6で敗れた後、一瞬、チーム内に暗い雰囲気が漂いました。しかし、そこから全員が気持ちを取り直して闘志を前面に出して戦うことが出来ました。渡邊は攻撃の手を最後まで緩めることなく貫きました。藤原は最後の最後までメンタル面で自らをコントロールしました。守屋は思うようなテニスが出来ていませんでしたが、最後のエキシビジョンマッチまで攻撃的なスタイルを貫こうと挑戦しました。伊藤は精神的に大きな壁を乗り越えました。長尾は1-4から挽回してタイブレークで第1セットを先取して勝ちをもぎ取りました。金田は課題のプレーをトライし続けました。言葉で言うと簡単に聞こえますが、各人が本当に難しい課題に積極的に取り組んでいます。

長尾主将のリーダーシップには頭が下がります。目標が『1部昇格』から『日本一にふさわしいチーム』と変わってきました。私の考える『日本一にふさわしいチーム』は妥協なきチームです。仲良しチームではありません。そしてさらに『明るく、元気よく、前向き』なチームへと進化しています。戦う集団への道を確実に歩み始めています。これは理屈で説明できるものではありません。身体で体感するものです。

就職活動がだんだん佳境に入ってきました。こういう経験を積んでいる学生を企業は求めているはずです。精神面を軽く見る人には理解できないことかもしれません。どんなに一生懸命エントリーシートを書いてみても、本質的に戦う経験を体感していない体育会の学生の化けの皮はすぐに剥がれます。私は学生たちにテニスと就職活動の両立を勧めています。目の前のテニスに真剣に取り組んでいない学生を企業はすぐに見抜くと思います。今回の遠征は非常に濃い内容となりました。


関西学院大学の校門


関西学院大学テニス部のスローガンである『Nobel Stubborness:品位ある不屈の精神』の前で記念撮影


充実感のある笑顔の渡邊廣乃と金田穂波

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