添田豪は元世界トップ100のパウに7-5、4-6、6-3で競り勝ち準々決勝に駒を進めました。第2セットブレークポイントがありながらブレークできずにセットを失い、ファイナルセットも先にブレークされる苦しい展開でしたが、ゆるいボールを混ぜながら要所で攻め込むプレーを貫きました。パウとはいつも競りながら勝てない相手でしたが、最後は我慢比べを制しました。2試合連続で質の高いプレーで世界トップ100クラスを倒したことは、準々決勝進出の結果よりも大きなことです。自分自身のプレーの質を挙げていくことが将来につながります。明日の準々決勝では、台湾のルーとの対戦です。

パウのフォアハンド(左手を巻き込むのが世界の主流になってきています)
ダブルス本戦1回戦、岩渕聡と組んでアメリカのオウデスマ・ジェンキンスに6-3、6-3で勝ちました。添田、岩渕組はラッキールーザー2番だったのですが、ラッセル・ジネプリがプルアウトして、更にラッキールーザー1番のロクス・パウがラッキールーザーのサインを忘れたので本戦に入ることになりました。次はグレメルマイヤー・プレス組と対戦します。

ダブルスの試合前

試合後に練習をする添田豪、岩渕聡
目先の結果にこだわり過ぎず、他人との比較をし過ぎず、自分自身のテニスの質を上げていく努力を継続するには強い精神力が必要です。今年の全豪オープンでブレークしたフランスのツォンガはバグダディスと同世代ですが、バグダディスが早くに世界トップ10入りを果たしのに比べて遅れを取っていました。昨年春までアメリカのチャレンジャー大会を転戦していました。2006年全豪オープンでバグダディスが決勝に進出した時、ツォンガはどんなことを感じたのでしょうか。焦りは感じなかったのでしょうか。おそらく自分自身にも出来ると信じていたはずです。あの時に腐っていたら今のツォンガはありません。これは日本の若手選手にも通じることです。錦織圭選手が18歳にして世界トップ300位に入り、グランプリ大会で準々決勝進出するのを尻目に、自分自身には出来ないと決め付けるのか、それとも自分自身にもチャンスがあると考えるのか。そこで全てが決まると思います。
私は学生チャンピオンになりながら世界に通用する選手になるにはチャンスがないと決め付けて就職を選択しました。つまり逃げたのです。今でもあの時逃げなければと考えることもあります。28歳からプロに転向して一流選手の仲間入りをすることは出来ませんでした。自分自身で逃げた経験があるからこそ感じます。ツォンガから学ぶことがあることを。
日本の若手選手たちには自分たちにも出来ると信じて欲しいと思います。アメリカのチャレンジャーに出ているアメリカ若手選手たちは自分たちのことを信じています。日本の若手選手と技術的に大きく変わる所はないと思います。彼らは目の前のチャンスを生かして世界トップ100入りを果たす選手たちを目の当たりにして自分たちにも出来ると信じています。それが出来るか否か。口で言うのは簡単ですが、ここにいると逃げない気持ちこそが大事だと改めて痛感します。人知れず逃げることは誰にでも出来ます。しかし、それはいつか自分自身に返ってくることも事実です。添田豪はハワイで戦っています。

ツオンガの活躍を報道する地元紙

プレイヤーズラウンジ(無線LANが通っているので選手たちはここでインターネットを接続しています。ヒルトンの部屋では1時間5ドルのお金がかかってしまいます)

スーパーバイザーに試合予定をチェックする南米選手たち(眼鏡のメロは元世界トップ100選手)

トーナメントディレクターと話す岡本聖子選手と瀬間友里加選手(女子の50,000ドルの大会も同じ会場で開催されています)

審判団

控え室で休む審判団

今日からボールボーイがサポートしてくれています

プラクティスコート受付

自転車があるので歩いて20分かかるフードコートまで5分でいけます

スポンサーのトヨタの車が展示されています

慶應義塾大学テニス部OBの増田祐太さんと一緒に

ハワイアンビール、ビッグウェーブ