2007年10月17日

柏フューチャーズで感じたこと

柏フューチャーズ、慶應義塾大学の選手は残念ながら本日で全日程が終了しました。
結果はかしわオープンのサイトからご覧ください。

今大会では、1988年生まれ以降の日本男子選手が本戦に10名出場していました。確実に日本男子の若手選手が育っています。そして、彼らのプレースタイルもより攻撃的に進化してきています。それが顕著なのは伊藤竜馬選手です。今年4月に比べて、リードしていてもリードされていてもネットプレーを取り入れることをトライしています。フューチャーズレベルであればベースラインにステイしていても勝てますが、さらに上のチャレンジャーレベル以上を目指すのであれば、ネットプレーを取り入れた攻撃的なスタイルの確立は必要不可欠です。目先勝つだけでなく、そのように目に見えにくい部分に焦点を絞ってトライしていくことが将来の世界ランクを大きく分けます。また、自らの能力にリミットを作らずにとことん信じぬくことも必要不可欠です。

1991年生まれの台湾人選手のヤンが準々決勝進出を果たしました。先週まで大阪で開催されていたワールドスーパージュニアに出場した後に、一人だけ残って柏フューチャーズに出場しています。弱冠16歳。周りの選手に流されずに黙々且つ堂々とプレーしています。どんなに技術があっても戦術に長けていても異国の地で自らの実力を出せなければ去らなければなりません。台湾には、ルー、ワンに続いて、チェン、リー、イ、そしてヤンが続いています。世界トップを見据えて後が控えています。日本でもフューチャーズにステイするのではなく、世界トップを見据えた取り組みを黙々と堂々と実行する選手が求められています。テニスの実力だけでなく人間力が問われる世界がここにはあります。大学テニスで身につけることの出来る能力の一つだと思います。その本質に気づき、そのノウハウの蓄積することが日本男子テニスの力となります。

10月21日の女子早慶戦、11月1日から4日の全日本大学対抗王座決定試合に向けて、学生たちは最後の詰め作業に入っています。夜9時に蝮谷テニスコートに戻ると黙々とランニングする者、黙々と腹筋をする者、自ら変わろうと努力する姿がありました。誰も見ていない一見無意味に思える努力が将来の大事な場面でどれだけ力になるか。私は経験してきました。必ず結果はついてきます。

最後にロジャー・フェデラーの言葉。見習います。
『平凡な人生こそ真の人生だ。実際、虚飾や特異から遠く離れたところのみ真実があるからだ。』

DSC_6229.jpg
私も戦っています。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

お手数ですがスパム対策のため、上記の文字列を入力してください。
失敗すると入力したコメントが消えてしまう可能性があるためお気をつけください。