2007年9月30日

ジャパンオープンドロー発表

添田豪選手は本戦1回戦で、2年前も本戦1回戦でも対戦したドイツのライナー・シュトラーと対戦します。2年前はファイナルセットに入ってから相手に先に攻撃を仕掛けられてやられてしまいました。しかし、今年は攻撃力が違います。1月の全豪オープン本戦以降、調子を落としていましたが、8月にはエクアドルのチャレンジャーで初優勝を果たしました。今回はチャンスを掴む大会になると思います。彼は着実に上がっていく選手です。錦織圭選手だけでなく、添田豪選手を要チェックです。

昨日からジャパンオープン予選も始まりました。予選1回戦では本村剛一選手と杉田祐一選手というカードもあり、本村剛一選手が6-4,6-4で勝ちました。彼は精神的にタフな選手です。昨年、杉田祐一選手と入れ替わりでデ杯日本代表から外れて世界ランク500位台に落ちた時期もありました。それでもウズベキスタンやロシアのチャレンジャーを転戦してポイントを稼いで世界ランク300位以内に戻してきました。年齢は33歳。精神的に切れたら引退してもおかしくない年齢です。今回はデ杯日本代表で入れ替わった若い杉田祐一選手には絶対に負けたくないと戦ったはずです。日本男子テニスでは若手選手がどんどん成長している一方で、ベテラン選手も踏ん張りを見せています。この競争が日本男子テニスを強くしていると思います。

今週行われていたタイ・バンコクオープンでは、地元タイのラティワタナ兄弟(双子)がフランスのロドラ・マフ組を破り見事に優勝を果たしました。彼らは私が選手時代に一緒にツアー転戦していた仲間です。先日のユニバーシアードバンコク大会でも地元のプレッシャーに打ち勝ってダブルス金メダルを獲得しました。彼らは身近で同国出身のウドムチョクが世界ランクトップ100入りを果たしていくのを見ていて『あいつに出来て自分たちに出来ない筈がない』とずっと信じていたはずです。『ウドムチョクが出来てルーが出来てリーが出来て錦織圭に出来て自分に出来ない筈はない』そう思えた時に日本男子の黄金時代が来ると思います。

明日から1週間、慶應義塾大学2年の小野加寿也が杉山愛選手のヒッティングパートナーを務めることになりました。世界トップで戦う杉山愛選手が何を考えて何を実行しているのか間近で見られる貴重な機会です。精神的な何かを杉山愛選手から掴んで帰って来てほしいと願っています。成長した姿を見るのが楽しみです。

ラティワタナ兄弟
2006年7月のアメリカ遠征にて、ラティワタナ兄弟ツアー初優勝おめでとう!


2007年9月29日

ボブ・ブレット氏から学んだこと

『自分に勝つ』ためには?その重要性を教えてくれたのはボブ・ブレット氏です。昨日、久しぶりにボブ・ブレット氏と電話で話しました。11月初旬には修造チャレンジキャンプで来日する予定です。彼と出会ったのは2001年5月ですからもうかれこれ6年もの付き合いになります。選手としてツアー転戦している時から将来コーチになることを想定して様々なことを教えてもらいました。彼はボリス・ベッカー、ゴラン・イバニセビッチという世界ナンバーワン選手を育て上げました。28歳の時に彼から学んだことが現在の私にとって大きな財産となっています。彼は私に『他人との比較ではなく、自分自身のナンバーワンを目指しなさい。コーチが出来ないことは選手は出来ない。自らの姿勢で見せなさい。』と常々アドバイスしてくれました。

修造チャレンジでのジュニアとのレッスン(テニスマガジン:2006年2月号より抜粋)
ボブ:『君たちがチャンピオンになるために何が必要で何をしなければならないか。自分で考えてアイディアを出さなければノーチャンスだ。一部省略。アガシは137キロのバーベルを持ち上げる。彼はそんなに背が高いプレーヤーではないがそれが出来るんだ。彼は絶対に負けないと思っているに違いない。彼はもっとも強い相手と戦っている。手強いのはいつも『自分』。だから自分にトライしないといけない。相手が強いとか弱いとか、それは関係ないんだ。ときどき練習相手が自分より弱いことがあるかもしれない。しかし、それは関係ないんだ。自分がチャンピオンになるためには、自分がうまくなるためにはどうやってプレーしなければならないかを考えてトライさえすれば、相手が強いとか弱いとかは関係ないんだ。ナダルも君たちのように25キロのバーベルしか上げられない時がきっとあっただろう。でも、ナダルはそこでやめなかったんだ。自分に勝つ。』

ボブ・ブレット
2003年7月、ボブ・ブレット氏と共に@モナコ


2007年9月28日

ロジャー・フェデラー、ジャパンオープン欠場

ロジャー・フェデラーのジャパンオープン欠場が決まりました。欠場理由は極度の疲労とのことです。先週、フェデラーはデ杯プレーオフにスイス代表としてチェコ戦に出場していました。フェデラーの目標の中にはグランドスラム達成とは別に、ロンドンオリンピックでの金メダル、デ杯においてスイス代表として優勝があります。ワールドグループから降格危機にあったチームを救う為に出場したのですが、惜しくもチェコに敗れました。初日にはステパネックに6-3 6-2 6-7(4) 7-6(5)、2日目にアレグロと組んだダブルスでベルディッチ・ステパネックに6-3 7-5 6-7(7) 4-6 4-6、最終日にベルディッチに7-6(5) 7-6(10) 6-3。アウェイのチェコでこのタフマッチ。相当に疲労していると思います。やはり、デ杯とツアーの両立は体力的に厳しいのは間違いありません。フェデラーはグランドスラムだけでなく新たな目標に向けて挑戦しているのです。今回の欠場はその代償でもあるのです。現在、欧州でのテニス人気は相当なものです。F1と同等です。フェデラーが時計ローレックスの広告塔になっていることからもそれは窺い知れます。そんな彼の存在を日本の国民はあまり知らないという現実。フェデラーの来日はその現実を少しでもカバーし得ると考えていたのですが。残念です。しかし、主催者推薦枠で出場する日本代表の鈴木貴男、岩渕聡、添田豪、錦織圭がやってくれると思います。日本人選手にとってこの大会は名前を売る意味でも様々な意味でジャンプアップする大きなチャンスです。チャンスを掴み取って欲しいと思います。

ムンバイでのATPに出場していた松井俊英選手は本選2回戦でフィンランドのジャルコ・二エミネンに0-6、2-6で負けてしまいました。しかし、本日から始まるジャパンオープン予選でも活躍が期待されます。

フェデラー
昨年のジャパンオープン来日時、フェデラー、加藤純氏と共に@権八


2007年9月27日

スイス育ちのナショナルコーチ:加藤純

本日、昨年で選手を引退して現在はナショナルチームコーチを務めている加藤純氏と会う機会がありました。彼の両親は日本人ですが、幼少から20歳近くまでスイスで生まれ育ち、ジュニア時代はロジャー・フェデラーと共にスイスナショナルセンターに住み込んでトレーニングを積んだ経験を持ちます。プロ転向後はデ杯日本代表としてプレーし、全仏オープンダブルス本戦にも出場しました。選手後半は手首の怪我に悩まされましたが、日本人の中では世界での経験や知識や人脈の豊富な人間です。昨年、フェデラーが来日した際には身の回りの世話をして優勝を陰から支えていました。私がフェデラーと一緒に食事をする機会も作ってくれました。
彼との出会いは2003年3月のニュージーランド・ブレナムでした。私が日本からニュージーランド・ブレナムに着いてホテルにチェックインして部屋に入ると、誰もいないはずの私の予約した部屋に彼がいました。しかもわがもの顔でストレッチをして。事情を聞いてみると、同時期にヨットレースがありホテルがどこも満室で他に部屋がないので私の部屋に来たとのこと。私に何も確認せずに。図々しい人間だなというのが最初の印象でした。それからの付き合いです。今はスイスと日本を行き来する彼ですが、常に私に世界の情報や人脈を紹介してくれます。土曜日から今年もフェデラーのサポートをすると張り切っていました。彼のような経験を持つ人間が日本テニスに関わることは非常に重要だと思います。

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2005年2月の京都チャレンジャーにて


2007年9月26日

男子王座出場決定、女子入替戦進出決定

本日、慶應義塾大学は男子が中央大学に6対3で勝利して関東リーグ1部2位となり全日本王座決定試合への進出を決め、女子が青山学院大学に3対4で敗れましたが関東リーグ2部2位となり、10月8日の日大との1部入替戦に進出しました。

今年目標としていた最終ステージが目の前に迫ってきました。男子は10月31日~11月4日まで岐阜にて全日本王座決定試合、女子は10月8日に日大との1部入替戦です。『倒れても倒れても何度でも起き上がる』学生たちにはこの精神を叩き込んできました。リーグ戦中に男子は早稲田に女子は青学に敗れましたが、ここから何を学びどのように進化をしていくのか。精神的に強いチームとしての真価が問われます。決戦に向けて万全の準備をしていきます。

インド・ムンバイで行われているATP(賞金総額US$416,000)で松井俊英選手が予選を勝ち上がり、本選1回戦を突破しました。明日午後3時から世界ランク25位のフィンランドのジャルコ・二エミネンと対戦します。松井俊英選手は昨年まで日本代表選手でもあり、世界ランクは200位台に位置していましたが、今年に入ってから勝ち星に恵まれず世界ランクを536位まで落としていました。しかし、8月から9月にかけて単身でベネズエラのヒューチャーズで再起をかけて戦い、調子を戻してきました。年齢は今年29歳。昨年はインドのチャレンジャーで現在世界ランク38位に位置する韓国のリーからも勝ち星を挙げています。どこまで自分自身を信じることが出来るか。彼もインドで戦っています。先程、電話で話をしたら、『試合が午後3時からで帰国便が夜8時だから困った。夜の便に乗らないと29日から始まるジャパンオープン予選に間に合わない。』と困った様子でした。ジャパンオープンのことは気にせず、世界ランク25位の二エミネンを倒してムンバイで暴れて欲しいと思います。


2007年9月25日

慶応スポーツの未来

上田昭夫氏と井本直歩子氏.jpg

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本日、慶應義塾大学蹴球部元監督であり元日本代表である上田昭夫氏、同じく慶應義塾大学水泳部コーチであり元オリンピック代表である井本直歩子氏とお会いする機会がありました。慶応が輩出したトップアスリートです。慶応スポーツがこれからどのように輝けるのか。自分自身で出来ることを模索して全力を尽くしていこうと改めて思いました。楽しみです。


日本男子テニス最前線

錦織圭

この1週間近く錦織圭選手が慶應義塾大学に来てくれて学生と一緒に練習をしました。今夏、彼がアメリカのプロツアーで準々決勝に進出していることは周知の事実ですが、彼と接して様々なことを感じました。彼はフロリダのIMGアカデミーで練習しているから特別と考えるのは違うと確信しました。確かにIMGアカデミーには素晴らしい『環境』と『競争』があります。日本人が変えるべきなのは『意識』です。錦織圭選手に同行していた山中夏雄氏が『圭は日本に来ると王様。日本にいると何でもやってもらえるので選手は世界の中での自分自身の立ち位置を間違えてしまう。圭はIMGアカデミーにいたら普通に扱われるから勘違いしない。ハニカミ王子とハンカチ王子はかわいそう。』とコメントしていましたが、この中に世界の中で戦うために必要な要素が含まれていると思います。いかに高い『意識』を持ち続けていくか。世界トップをイメージする、世界トップとの距離をイメージする、世界トップに行くために今やるべきことを逆算して考える、そのためにどのような環境に身を置くべきか考える等、この高い『意識』を持てる者が国内でも錦織圭選手にくらいついていけると思います。


2007年9月23日

対日本女子体育大学戦(女子)勝利

本日の日本女子体育大学戦は7対0で勝利しました。東農大戦に続き出場したダブルスの宇喜多・長尾組、シングルスの金田が連勝しました。経験が少ない彼女達にとって大きな勝利でした。我々は固定メンバーを作りません。チーム内の競争に打ち勝とうとする者が試合に出ます。チーム内の競争なしにはチーム力アップはありえませんし、競り合いに勝てません。これは男女共に同じです。我々の目標は厳しい闘いで勝ち抜くことなのです。

本日、錦織圭選手と共に来日している盛田テニスファンドコーチである山中夏雄氏と話をした際にも、『フロリダのIMGキャンプには環境と競争がある。世界中から選手達が集まってくる。その厳しい競争を勝ち残った者だけが強くなれる。勝ち残れば恵まれたサポートを受ける事が可能となる。コーチは手を差し伸べたくなるが、そこで手を差し伸べれば将来的に選手が勝負で勝てなくなり、勝負弱い選手となる。』と話していました。全く同じ意見です。勝利を目的にしている以上、競争から逃げてはありません。勝負強いチームはチーム内での厳しい競争を潜り抜けたファイターの集まりなのです。

デ杯プレーオフ・ルーマニア戦は、残念ながら2対3で敗れてしまいました。鈴木貴男選手は2セットアップからパベルに敗れました。添田豪選手も4セットでハネスクに敗れました。勝てばワールドグループ復帰であっただけに悔やまれる敗退です。ルーマニアの監督は『経験と勝ちに対する執念の差』とコメントしていました。パベルは世界ランク自己最高19位の選手です。ハネスクは全仏ベスト8に進出したことのある選手です。共に世界での経験は豊富です。試合後、添田豪選手と話した時に『後悔はない。やれることはやり切った。』とのコメントを聞き、頼もしく思いました。今までも彼はデ杯での経験を通じて確実に成長しています。トップ100を相手にしても接戦できるレベルまで上がって来ています。力は蓄えてきています。あとはチャンスを待つのみ。AIGジャパンオープンでは彼にチャンスが来る予感がします。

本日は錦織圭選手と富田玄輝が練習をしました。明日は会田翔が一緒に練習します。IMGアカデミーで世界トップと競争を繰り広げている錦織圭選手。彼にしがみついてでも、くらいついていくことが鍵となります。


2007年9月22日

対法政戦(男子)勝利

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2007年9月21日

対亜細亜戦(男子)勝利

本日の亜細亜戦、5対4で競り勝ちました。ダブルスを2対1で折り返したのですが、シングルス4、5、6が3本敗れてしまい、2対4で王手をかけられましたが、シングルス1、2、3の1年生トリオ(富田、会田、喜多)がやってくれました。特に4対4でポイントがかかった富田は相当に緊張したはずでしたが、『試合開始直後は緊張したが、応援してくれる仲間を見たら勇気が出来てきて良いプレーが出来た』と話していました。初戦の早慶戦の時は団体戦の雰囲気に慣れていなかった富田。また1戦ごとに自信をつけて進化する部員たち。たくましく成長する彼らを見ていると勇気づけられます。指導者冥利につきます。

本日は男子が連戦で法政戦です。チーム一丸となって勝ちに行きます。

デ杯は鈴木貴男選手がハネスクに勝ち、添田豪選手がパベルに敗れて、1対1となりました。ダブルスで鈴木貴男選手・岩渕聡選手組が勝ち、王手をかけてくれると思います。添田豪選手も最終日のハネスク戦で人生最高の試合を見せてくれると思います。健闘を祈っています。


2007年9月20日

対東農大戦(女子)勝利

本日の東京農業大学戦は7対0で勝利しました。今年の関東リーグ戦に初出場したダブルス2の宇喜多・長尾組、シングルス5の金田が勝利をものにしました。特に金田はファイナルセット5-4相手サービスで0-40のマッチポイントを持ちながらデュースに持ち込まれて苦しい展開でしたが、最後は得意のフォアハンドで攻め込みました。金田は人一倍テニスに対して真剣に真摯に取り組んでいましたが、怪我に悩まされたり、最後の詰めの部分でミスが出てしまうジレンマに陥っていました。しかし、最後まで自分自身を信じ抜きました。シングルスで初勝利を挙げた平山も最後まで自分自身を信じ抜きました。自分自身を信じ抜くことは言葉では簡単に聞こえますが、本当に難しいことです。日々テニスに対して真剣に取り組んでいても結果はすぐには出ません。粘りと我慢を続けて勝ち得られるものです。この自信を今後の試合や人生に生かして欲しいと思います。彼女たちの成長には指導者としても勇気づけられます。

明日は男子が亜細亜大学と対戦します。

そして、デ杯プレーオフ・ルーマニア戦も大阪で開幕します。格上の相手ではありますが、地元日本でのデ杯では何が起こるか分かりません。今夏、チャレンジャーシリーズで共に優勝を飾っている鈴木貴男選手、添田豪選手の闘いに注目したいと思います。


2007年9月19日

対日大戦(男子)勝利

慶應義塾大学にとって本日からの4日間が非常に大きな意味をもちます。1日目が日大、3日目が亜細亜、4日目が法政です。本日の日大戦は7対2で勝利しました。6年振りに1部復帰をしましたので、6年振りの1部での勝利となりました。初戦の早稲田戦に意気込みすぎて敗れた後、多くの点を修正しました。その結果、チームの雰囲気は明るく、勢いが出て、積極性がみなぎってきました。部員一丸となって文字通り『闘う集団』として進化しています。競り合いに強いチームこそ本当に強いチームです。D3のファーストセット、S3のファイナルセットは本当にタフな闘いでした。タフマッチを制するチームは大きく進化します。この進化は常人では想像できないものがあります。部員は残りの全戦を勝利し、全日本王座決定試合にて優勝することを信じ抜いています。この信じ抜く気持ちが重要です。これからもタフマッチを乗り越えて成長していく部員の成長が楽しみです。

車椅子テニス世界王者の国枝慎吾さんが語っていた言葉です。我々の持つ信念と同じです。

『誰も私が車椅子テニス世界王者になることを予想しなかった。とことんやって見える世界がある。人間の可能性は全力でやってみないとわからない。』

明日は女子が東京農業大学とホームで対戦します。

明後日からはデ杯プレーオフ対ルーマニア戦が始まります。
ルーマニア陣営は前週のブカレストのグランプリでシングルスに出場が予想されるハネスクが決勝に進出し、ダブルスではパベル・ハネスクが準決勝、メルギア・テカウが準々決勝に進出しています。強敵ではありますが、地元日本で戦えることは大きなアドバンテージです。代表メンバーである添田豪選手、杉田祐一選手、鈴木貴男選手、岩渕聡選手の健闘を祈ります。


2007年9月17日

対日体大戦(女子)勝利

本日の関東2部リーグ、日本体育大学戦は5対2で勝利しました。初めてのアウェイでの戦いでしたが、確実に勝利をものにしました。彼女たちが目指すのは2部優勝ではありません。10月8日の入替戦での勝利です。いかに高い意識を継続して持てるか、それが鍵です。メンバー選手もノンメンバー選手も1戦ごとにたくましくなっています。これからの成長が楽しみです。

慶應大学庭球部
メンバー選手を必死に応援するサポート選手たち


錦織圭選手、蝮谷来訪

錦織圭選手と再会した会田翔、喜多文明、富田玄輝。将来必ず同じ舞台で戦う!

錦織圭


2007年9月16日

スポーツの与える大きな力

急逝された元ラグビー日本代表監督の宿沢広朗氏が、早大ラグビー部出身で外交官の奥克彦氏がイラク北部で凶弾を浴びて帰らぬ人なった際、『外交フォーラム 04年3月号』に寄せた哀悼の想いです。慶應義塾大学体育会庭球部が目指していることと重なります。世界の流れでは、18歳のジュニアを卒業する直後にプロ転向するのが主流です。しかし、その時点でプロ転向の準備が出来ていない選手はどうするべきなのか。そこでプロ転向を諦めなくてはならないのか。18歳でプロツアーに出て様々な重圧に耐えられる人はごく僅かです。テニスとは違う世界の人に出会うことで自分自身の世界は必ず広がります。選手を引退した後の人生に対する明確なビジョンも必要となります。

オックスフォード・ケンブリッジを中心とした英国の大学の根本的な教育理念は『リーダー教育』もしくは『リーダー養成』である。英国の大学スポーツはリーダーを養成するという目的を長い歴史の中で常に担ってきた。中でもラグビーは階級スポーツとしてエスタブリッシュメントを中心に発展してきた競技であることから、オックスブリッジの中核的スポーツと位置づけられている。彼らの価値観は個人の名誉とチームの勝利がすべてである。そこには損得とか好き嫌いの価値観は、存在しないと言える。彼がオックスフォード大学で学んだリーダーの資質とは、どんなものだったのだろうか。『ブルー』を目指す過程で、彼は『判断』と『決断』の重要性を知ったはずである。奥はイラクで損得といった価値観をまったく排除し、外交官としての名誉と義務感に燃えて活動していた。はがゆい思いで日本の決断を待っていたのかもしれない。『状況を見て判断する』という隙を突かれて奥がテロに狙われ、日本を動揺させる手段として彼の死がもたらされたのだとしたら、残念というような軽い言葉で奥の死を受け入れることはできない。外交に関しては素人であるが、常識的に言って外交の判断基準は国益であり、その次に国際協調があって、この2つをどう調整するかということだと考えられる。イラク支援の問題にしても、『状況を見て判断する』という期間が長く、結局日本は『半分の決断』しかしなかったのではないだろうかという疑問に行きつく。日本人的な正義感と英国エスタブリッシュメントの『Nobless Oblige』の双方をもち得た奥のような外交官が、われわれラグビーの仲間であることに、大きな誇りを感じる。奥のような志を持ったリーダーを各分野に輩出することも、ラグビーという競技のもつ大きなミッションであると強く思っている。

明日は女子が日本体育大学とアウェーで対戦します。


2007年9月14日

対東海戦(女子)勝利

本日から女子関東リーグが開幕しました。慶應義塾大学の女子チームは、昨年は関東2部リーグで2位となり入替戦に進んだものの、筑波大学に2対5で敗れて2部残留しました。あの悔しい敗戦から1年。1部復帰への挑戦がスタートしました。男子同様に明るく元気よくチャレンジャーとして戦って欲しいと願っています。
平山主将
一部復帰に向けて闘志を燃やす平山主将(撮影:小野亜紀子)


2007年9月13日

対早稲田戦(男子)の敗戦

男子関東リーグ戦が開幕しました。慶應義塾大学は早稲田大学と対戦し、2対7で敗れました。鍵となるダブルスを1対2で折り返したのが敗因です。試合で使用したサーフェスがとても速い為、ストロークが出来ず、サービス力の勝負となりました。慶応よりも早稲田の方がサービス力で上回りました。初戦は落としましたが、残りの4戦すべてに勝利し、全日本王座行きを勝ち取ります。出場した選手の中で5人が1~2年生という若いチームです。経験を積み、負けても元気だけは失わずに挑戦していくだけです。

明日は女子関東リーグ2部が開幕します。慶應義塾大学はホームで東海大学と対戦します。

鳥山主将
強い気持ちでチームを引っ張る鳥山主将(撮影:小野亜紀子)


2007年9月12日

明日より男子関東リーグ戦が開幕

明日より男子関東リーグ戦が開幕します。私が監督する慶應義塾大学は昨年1部リーグに昇格し、6年振りの1部リーグとなります。対戦するのは昨年日本一の早稲田大学。チャレンジャーに徹して気持ちで引かずに勝ちに行きます。

尚、本日より慶應義塾大学体育会庭球部HPがリニューアルされました。HP上にてリアルタイムスコアボードも更新します。


2007年9月10日

インカレ終了

インカレが終了しました。慶応義塾大学は男子単で喜多文明がベスト4、男子複で会田翔・喜多文明が優勝。女子単で渡邊廣乃がベスト8という結果でした。13日から関東リーグが始まります。非常にタフなスケジュールですが、このリーグ戦期間中にどれだけ部員たちが成長してくれるか非常に楽しみです。
インカレで会田翔・喜多文明が優勝