ジャパンオープンドロー発表
添田豪選手は本戦1回戦で、2年前も本戦1回戦でも対戦したドイツのライナー・シュトラーと対戦します。2年前はファイナルセットに入ってから相手に先に攻撃を仕掛けられてやられてしまいました。しかし、今年は攻撃力が違います。1月の全豪オープン本戦以降、調子を落としていましたが、8月にはエクアドルのチャレンジャーで初優勝を果たしました。今回はチャンスを掴む大会になると思います。彼は着実に上がっていく選手です。錦織圭選手だけでなく、添田豪選手を要チェックです。
昨日からジャパンオープン予選も始まりました。予選1回戦では本村剛一選手と杉田祐一選手というカードもあり、本村剛一選手が6-4,6-4で勝ちました。彼は精神的にタフな選手です。昨年、杉田祐一選手と入れ替わりでデ杯日本代表から外れて世界ランク500位台に落ちた時期もありました。それでもウズベキスタンやロシアのチャレンジャーを転戦してポイントを稼いで世界ランク300位以内に戻してきました。年齢は33歳。精神的に切れたら引退してもおかしくない年齢です。今回はデ杯日本代表で入れ替わった若い杉田祐一選手には絶対に負けたくないと戦ったはずです。日本男子テニスでは若手選手がどんどん成長している一方で、ベテラン選手も踏ん張りを見せています。この競争が日本男子テニスを強くしていると思います。
今週行われていたタイ・バンコクオープンでは、地元タイのラティワタナ兄弟(双子)がフランスのロドラ・マフ組を破り見事に優勝を果たしました。彼らは私が選手時代に一緒にツアー転戦していた仲間です。先日のユニバーシアードバンコク大会でも地元のプレッシャーに打ち勝ってダブルス金メダルを獲得しました。彼らは身近で同国出身のウドムチョクが世界ランクトップ100入りを果たしていくのを見ていて『あいつに出来て自分たちに出来ない筈がない』とずっと信じていたはずです。『ウドムチョクが出来てルーが出来てリーが出来て錦織圭に出来て自分に出来ない筈はない』そう思えた時に日本男子の黄金時代が来ると思います。
明日から1週間、慶應義塾大学2年の小野加寿也が杉山愛選手のヒッティングパートナーを務めることになりました。世界トップで戦う杉山愛選手が何を考えて何を実行しているのか間近で見られる貴重な機会です。精神的な何かを杉山愛選手から掴んで帰って来てほしいと願っています。成長した姿を見るのが楽しみです。

2006年7月のアメリカ遠征にて、ラティワタナ兄弟ツアー初優勝おめでとう!

























