2007年5月30日

添田豪ダブルス敗退、チャ・ボンラムの死

本日のダブルス本戦1回戦、添田豪は松井俊英選手と組んで、台湾のチェンテイ、杉山記一選手組に4−6、1−6で敗退でした。

第1セット第2ゲームで添田豪はパートナーと交錯した際に右手首を打撲してしまいました。その痛みでしっかりとラケットを握る事ができなかったようでした。

残念ですが、アクシデントですから仕方ありません。今日の試合が終了したのは夜9時。明日は2時から試合です。シングルスに専念して頑張ります。

5月21日に韓国人選手のチャ・ボンラムがアルゼンチンにて車事故で死去しました。世界ランク300位まで上がった選手で私も試合で何度も顔を合わせてことのある選手でした。会場には彼の写真が飾られて、テニス選手で彼の事を偲んでいます。本当にショックな出来事です。心からご冥福をお祈り致します。


2007年5月29日

添田豪初戦突破

本日より、本戦1回戦が始まりました。

添田豪はウクライナのセルゲイ・ブブカ選手に7−6(5)、6−1で勝利し初戦突破を果たしました。セルゲイ・ブブカは棒高跳びの世界記録保持者であるセルゲイ・ブブカの息子です。ボブ・ブレットコーチの門下生であり、私も選手時代から一緒に練習していたので対戦相手としてはやりぬくい試合でした。

添田豪にとっては、チャレンジャー大会での勝利は昨秋の釜山チャレンジャー以来になります。今年1月の全豪オープン以降、怪我などでなかなか調子が上がりませんでした。しかし、今日は精神的にも辛い場面をこらえて、ベースラインから下がらず、サービスライン付近のボールをしっかりと叩いて攻め抜きました。会心のテニスでした。このテニスを継続していけば今の壁は必ず越えられると確信した1戦でした。

2回戦ではオーストラリアのフィーニー選手と対戦です。


2007年5月28日

韓国若手選手の躍進と立ちはだかる壁

今大会には韓国の若手選手が数多く出場しています。

サムソンに所属するジュン、キム、そしてハンソルに所属するナム、クォン、アンです。
彼らの年齢は20歳前後ですが、世界ランク400位台までランクを上げてきています。彼らはコーチ1人に対して選手3人でチームを組んで遠征をしています。
常に練習相手にも困ることはありませんし、お互い刺激を受け合ってグランドスラム大会出場を目指しています。彼らの目標は現在世界ランク自己最高を更新して41位に位置している自国のヒーローであるリーです。彼らに共通しているのは体格の良さです。身長は180センチ前後あり、さらに足腰がしっかりしています。
世界に通用するために必要な要素をしっかりと見極めて強化を図っています。
数年後には必ずこの中からリーに続く選手が出てくると思います。

しかし、彼らにも越えなくてはならない壁があります。それが兵役義務です。韓国では大学を卒業すると2年間の兵役義務が生じます。韓国代表の選手となると、テニス軍隊チームに
所属していれば前線に出たり等の訓練は必要ないのですが、国際大会から2年間も遠ざからなくてはならないのは遠回りになります。アジア大会やオリンピックで金メダルを獲得すると兵役義務は免除されます。アン、ジュンは既に兵役免除を受けています。昨秋開催されたアジア大会で韓国チームは団体戦で金メダルを獲得しました。金メダルを獲得した瞬間の彼らの涙は兵役義務を免除されることでATPツアーへの挑戦権を獲得出来た事に対するものでした。台湾にも兵役義務はあり、テニス選手にとって大きな壁となっています。兵役義務のない日本人にとっては考えさせられる制度です。世界で何が起こっているのか。我々が世界の中でどのような環境にいるのか。テニスを通じて様々なことを勉強させてもらっています。


2007年5月27日

松永浩気予選敗退

添田豪は午前に台湾のチェンテイと、午後にアメリカのジョンポール・フルテロと練習をしました。フルテロはアメリカの大学UCバークレーを卒業してプロ転向してATPツアーを転戦しており、現在は世界ランク300位に位置しています。

昨年は南米のチャレンジャーで優勝を果たしている選手です。
彼曰く、日本にはフューチャーズ大会は増えたが、チャレンジャー大会が1大会しかないので、グランプリ大会へのステップアップが踏めていない。世界ランク200位から300位に選手が集まってしまっている、とのことでした。私も同意見です。日本の女子は25,000ドル〜50,000ドルクラスの大会が10大会以上あり、世界ランク200位〜300位近辺の選手はホームアドバンテージを活かして世界のポイントを獲得しています。ATPツアーにおいても今秋からアジアにおいてチャレンジャー大会が相当な数増えてくると思います。スケジュールの影響はとても大きいので、アジア地域の選手にとっては来年にかけて大きなアドバンテージとなるはずです。

今年3月に、慶応義塾大学を卒業してATPツアーに挑戦している松永浩気が釜山チャレンジャー予選に挑戦しました。ATPポイントを持たない世界ランク入りしていない彼にとって、チャレンジャーシリーズの予選に出場するには主催者に直訴して主催者推薦枠(ワイルドカード)をもらうしか方法はありません。
今回、松永は自分から主催者に対してアピールをして、何とか主催者推薦枠をもらい、予選に出場出来る事になりました。国際大会ではこのような自己主張が必要不可欠です。自分から声を出さなければ、わざわざ海外から試合に来ても出場する権利さえ与えられません。結果は、予選1回戦で韓国人選手にファイナルセット負けでした。しかし、今回の経験をこれから6月に日本で開催される軽井沢フューチャーズ、草津フューチャーズ等で活かして欲しいと思います。


2007年5月26日

添田豪釜山入り

本日夕方に添田豪が釜山入りしました。
ウズベキスタンのフェルガナから1日かけて移動してきて疲れていたため、
私と軽く練習をして上がりました。移動直後にいきなり練習をすると怪我を
する可能性が高まります。私にも苦い経験があります。現役時代のインド遠征、
48時間かけて日本からインドのダワードという田舎町に到着し、日が暮れそう
だったのでストレッチをあまりせずに慌てて練習をしたら、右足付け根を肉離れ
してしまいました。情けない経験ですが、これもツアー生活の一貫です。


2007年5月25日

韓国釜山入り

添田豪選手の韓国ツアーに同行するため、本日釜山入りしました。

今回出場する大会はATPツアーの中のチャレンジャーシリーズで賞金総額は75,000ドルです。世界ランクが200位台前半である添田豪選手にとっては来週月曜日から始まる全仏オープンに出場するよりも、その傘下のチャレンジャーシリーズで確実にポイントを稼ぐことが必要なのです。
ドイツ、アメリカ、オーストラリア、チェコという世界各国から選手が集まってきています。添田豪選手は今週出場しているウズベキスタンの試合から釜山に来るため、明日釜山入りする予定です。
私は1日早い釜山入りとなりました。明日から活動開始です。


2007年5月20日

早慶戦敗退

5月19日、20日の2日間にわたって、早稲田大学三神記念テニスコートにて男子第164回、女子第78回早慶対抗庭球試合が開催されました。

結果は男子が1対8、女子が0対7での敗退でした。

早稲田は男女ともに昨年の日本一のチームです。もちろん強いチームですが、今後も勝ちを譲る気持ちは全くありません。今回見つかった課題を修正してチャレンジャーとして再度挑戦してます。何度倒されようとも何度でも立ち上がります。
その精神がチームには浸透してきています。リベンジにご期待下さい。